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​私が思うまちづくり1

レトロな街すざか

竜の里須坂 → 蔵のまち →    「レトロな街すざか」へ

須坂市は生糸で栄えた伝統と文化と自然に恵まれたまちです。

その須坂市も24年にインター周辺に大型商業施設、企業、宿泊施設などが開業する、新しい地区が生まれようとしています。

人が集まり、働き、衣食住と全てが揃う新しい街は須坂市を牽引し、新しい生活に潤いをもたらす地域になるでしょう。

ある意味ここには都会的距離感の街ができ​るのです。

しかしどうでしょう?

いままでの温かくてなぜかほっとする街の景色や、顔の見えるお店や馴染みの味の飲食店。

この今までの田舎的距離感の生活は無くなってしまうのでしょうか?

私はこう考えます。  新しい街と古い街。 迷路でレトロなリアルテーマパーク。

 

 

インター開発地区は新しい街でとして、どんどんステキな物、美味しい物を揃えて販売してください。

そしてショッピング、観光、仕事、移住でどんどん人を呼びましょう。

私たちも生活を豊かに新しい街を楽しみましょう

でも新しい街には、日常の生活、ご近所さん、伝統、素の須坂はありません。

中心市街地は古い街としてどんどんレトロテイストにしましょう。

何気なく過ごしていますが、見かける蔵や路地裏、走っている電車やソウルフードまで、今あるそのままがレトロなんです。手を加えなくても、新しく作らなくても街をそのまま肯定することが「素の須坂」であり無くしてしまえば取り戻すことのできない宝なんです。

若い人には新鮮で、年配の方々はどこか懐かしい気持ちになるんです。

でも古い街には、チェーン店、都会的な感覚、流行はありません。

この両極端の街が面白く、どちらも須坂市に必要な地区としての魅力となり、新しい街から古い街へ、古い街から新しい街へ人が行き来する理由になるのではないでしょうか?

 

須坂の大型商業施設に来たファミリーは、買い物を楽しんんだ後どこへ行くでしょうか?

長野市の善光寺? 小布施の栗菓子と散策? 戸隠のお蕎麦? 須坂は?

どこの自治体もインター周辺を楽しんだ後を取り込もうと集客に必死になるでしょう。

じゃあみなさんなら何を理由に須坂市を楽しむでしょうか?

そこで古い街をより魅力的にするために、今より枠を広げた「レトロな街」にコンセプトを変えるだけで飲食・物販・観光・農業とみんなが加わることができ、市内全域をワクワクして楽しい迷路でレトロなリアルテーマパークに変える。これが「レトロな街すざか」なんです。

須坂なレトロはどんなものがあるの?

レトロって昭和レトロに大正ロマンなど、古いものはレトロテイスト。

1、電車でロマンスカーや日比谷線が走っている。

2、レトロなソウルフードが沢山ある。

3、迷路な街として路地裏やレトロ看板が町中に沢山ある。

4、蔵の街並みもそのままレトロ。

5、レトロなショッピングセンターがある。

6、郡役所などレトロ建築物が点在している。

7、臥竜公園全体も。(真っ黒おでん、手漕ぎボート、動物園、D51)

​8、地域のお祭りなどもレトロです。

などなどまだまだ多数あります。

 

 

街をどうレトロにするの?

基本は須坂市の資源を再認識し、アップデートするだけ。

大きな投資は必要なく、価値観まで変える必要もありません。

1、今ある文化施設の活用

丸ごと博物館構想と既存文化施設にテーマを持たせ、無料のレトロコーナーを設置する。

レトロおもちゃ展示体験スペース。駄菓子販売施設。昭和のレトロ漫画が楽しめる。またカフェある施設ではレトロメニューを提供するなど各施設の特徴を作る。施設をコンプリートでレトロカードがもらえるなど周遊策も考える

2、デザインとビジュアルでレトロな街の雰囲気作りを行う。

街の掲示板、ゴミステーション、造作物をレトロ調に。看板なども昭和の映画館的なテイストで統一。

3、中央公民館などで行なっているアップサイクルをどんどん推進し、人、物、事、を活発化させる。

4、新しい街と古い街の往来に、アトラクションも兼ねた無料ボンネットバスを運行し徒歩で市内を楽しんでもらう。

5、いつもどこかでレトロイベント開催

・レトロポイントロゲニング。

・レトロマラソン。

・レトロゲーム大会(ボードゲーム・テレビゲーム)*定期開催

・子供とレトロフェス(紙芝居や昔の遊び)

・レトロファッションショー(人形博物館)

・レトロ映画フェス(郡役所)

・レトロ漫画フェス

・スーパーカーショー

​・昭和アイドルショー

・アンティーク骨董市 *定期開催

・飲食店によるレトロランチイベント。 *定期開催

骨董から新品までレトロ商品販売フェアイベント。

・既存のイベントにレトロテイストを加えてもらう。

 (肝試しイベントやカレーイベントなどに)

6、昔ながらの伝統野菜や昔のぶどうやリンゴの活用。

7、空き家をレトロな映画のシアターにしたり、ミニ博物館にしたり。

などなどまだまだたくさんできるよね

 

レトロにすれば須坂市はどうなる?

1、インター周辺地区に訪れた方々を、市街地に呼び込むことができる。

2、丸ごと博物館構想、文化施設、臥竜公園、の有効利用につながり利用者増。

3、レトロコンセプトはイベントが組みやすく、飲食、小売、観光、農業の活性化をはかれる。

4、コンセプトを明確にすることで、効率の良い一元的なPRができ須坂市の知名度が上がる。

5、街をリアルテーマパークとする事で、歩いて周遊し滞在時間を長くできる。

、街の看板、電車、建物に至るまでレトロ、そのままで今あるものが貴重な宝に変わる。

7、骨董マニヤ、電車マニア、ゲームマニアなど全国からニッチな市場が集まる。

8、コンセプトが明確なので起業しやすく、移住や定住者が増える。

9、まちが楽しくなると、住民のやる気につながり、地域活動が活発に。

10、空き家の利用価値が高まる。

11、市内イベントが多くなると主催者側になることもあり、様々なつながりが生まれる。

などなど、不便さを前面に出し、いかに中心市街地に来なければ「買えないもの」「体験できないもの」「食べれないもの」を来る理由に育てる。そしてビジュアルとデザインを駆使したレトロな雰囲気作りで須坂市の街のイメージを確立させる。須坂市の魅力がインター周辺地区だけで完結しないような中心市街地づくりが必要なのだと思います。

 

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いいよね須坂!

​あさのたかよし

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長野県須坂市臥竜5-6-16

026-245-9955​

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